講師

日本で生まれ日本で育った私には正直、英語なんて必要のないものでした。

結婚して子供が成長し巣立ち、はたして今から英語にご厄介になることがあるのだろうか？と。

そんな折、就職か決まった息子に「お母さん、何かしたかったことをしたら？」と言われたとき、ふっと何十年前の自分の夢が甦った。

小さい頃から「先生」になりたかった夢！

でもこの年で？　今更？　何度もつぶやきながら、ある決断をしました。

これからはグローバル化が進み、日本にもたくさんの異文化が入ってきている。

よし！英語を習おう！中学、高校と６年間培った英語を生かそう！

ところが人生そう甘くいきません。外国人教師としゃべっても、通じるどころか変な顔をされるばかりでした。そこで、思い切ってオーストラリアへの留学を決めたのです。「目からうろこ！」とはこのことで、習慣や文化は想像していたよりも違い、驚くことばかりでした。なによりも陽気で明るく笑い、人種を超えたつきあいは、もっと英語を話したい気持ちへと変わっていきました。留学の１年という月日はすぐに過ぎ去り、日本に帰国してから大学に入学し、念願であった英語の教員免許を取得しました。５４才の春でした。

あなたも世界共通語である英語を少しでも話せたら、世界の扉が開くこと間違いなし！

良くも悪くも、自分の人生は自分でつくり、その生が終わる時、誇りに思える魂を持っていけますように。